わん久(読み)わんきゅう

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「わん久」の解説

わん久
〔長唄〕
わんきゅう

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
桜田治助(3代)
補作者
渡辺霞亭
初演
弘化4.1(江戸市村座)

わん久
(通称)
わんきゅう

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題
女椀久
初演
正徳2.1(京・夷屋座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む