をは

精選版 日本国語大辞典 「をは」の意味・読み・例文・類語

を‐は

  1. ( 間投助詞「を」に終助詞的用法係助詞「は」が付いたもの ) 文末にあって詠嘆を表わす。
    1. [初出の実例]「かやうの事めで給ふとては、わらひ給へど、いかでか、なほをかしきものをは」(出典:枕草子(10C終)三一三)

をはの補助注記

この用法は奈良時代に見られないので「は」が連濁を起こしているか否か不明。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 枕草子 出典 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む