詠嘆(読み)エイタン

デジタル大辞泉 「詠嘆」の意味・読み・例文・類語

えい‐たん【詠嘆/詠×歎】

[名](スル)
物事に深く感動すること。「見事な演技に―する」
感動を声に表すこと。
[類語]喝采感嘆賞嘆感服賛嘆嘆称称賛絶賛三嘆礼賛激賞賛美称揚褒めるたたえるでるよみする褒めたたえる賞する称する賛する持てはや持ち上げる称美する推賞する嘉賞かしょうするちやほやする甘やかす褒め立てる褒め上げる褒めそやす褒めちぎるおだてる・おだて上げる・べた褒めしょうする論賛する褒賞する褒誉する拍手喝采する

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精選版 日本国語大辞典 「詠嘆」の意味・読み・例文・類語

えい‐たん【詠嘆・詠歎】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 声を長く引いてうたうこと。また、歌って感嘆すること。〔礼記注‐楽記〕
  3. ( ━する ) 物事に深く感動すること。感嘆。
    1. [初出の実例]「蓋古人之詩、皆発於咨嗟詠歎之余、而一無事実」(出典:童子問(1707)下)
    2. 「其の語調には妙に咏歎(エイタン)の意が寓してあった」(出典:坑夫(1908)〈夏目漱石〉)
  4. 文法用語。助詞助動詞用法の一つ。の意味を表わすもの。助詞「か」「や」「かな」「かも」、助動詞「けり」「なり」などを用いて表わす。

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