アキシオライト質組織(読み)アキシオライトしつそしき(その他表記)axiolitic texture

岩石学辞典 「アキシオライト質組織」の解説

アキシオライト質組織

イグニンブライトの組織で,針状の長石がガラスの破片の表面から成長しているものである[Carozzi : 1960].アキシオライト(axiolite)は球顆(spherulite)の一種で棒状をなすもの.球顆状組織(spherulitic texture)と異なり,成長の中心となる核が点ではなく線状の核の一端から繊維状結晶が放射状に発達したもの.表面成長組織(overgrowth texture)の一種と考えられる[ManKenzie, et al. : 1982].脱ガラス化した火山性ガラスなどに見られる[Bowes : 1989].火山灰組織(ash texture)[Mugge : 1893, Pirs son : 1915]

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む