アンプテク岩(読み)アンプテクがん(英語表記)umptekite

岩石学辞典 「アンプテク岩」の解説

アンプテク岩

細粒から粗粒組織をもつアルカリ閃長岩で,主にNa-正長石かマイクロパーサイトとアルヴェゾ閃石類からなり,時に少量のエニグマタイト,あるいは黒雲母を伴う.少量のネフェリン,時にカンクリナイトを含むことがある[Ramsay : 1894].この岩石はネフェリン閃長岩の内部周辺相である.コラ(Kola)半島,アンプテク(Umptek)に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android