コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

イラン国営石油(読み)イランこくえいせきゆ(英語表記)National Iranian Oil Company; NIOC

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イラン国営石油
イランこくえいせきゆ
National Iranian Oil Company; NIOC

イランの国営石油会社。サウジアラムコに次ぐ世界第2位の石油会社。1948年設立。イランでの石油開発は,1909年にイギリス人のウィリアム・K.ダーシーによるアングロ・ペルシアン石油の設立に始まる。1951年に石油産業国有化法が成立し,アングロ・ペルシアン石油の全操業は NIOCに引き継がれた。国有化に反発した国際石油資本によるイラン原油引き取り拒否により,イランは石油収入が激減し経済危機に陥った。1954年に NIOCは国際石油資本との間で利益折半協定を締結した。イランの石油産業が完全に国有化されたのは 1970年代で,国際石油資本は 1973年に石油の全操業権を NIOCに返還,1979年には国際石油資本とのすべての契約,協定が破棄された。以降,NIOCはイラン国内の原油探鉱,生産,精製,販売を排他的に行なっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

RE100

2014年に国際環境NGO「The Climate Group」が開始した国際的な企業連合。業務に使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換することを目的としている。認定を受けるためには、「企業...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

イラン国営石油の関連情報