インドアーリア諸語(読み)インドアーリアしょご

精選版 日本国語大辞典の解説

インド‐アーリア‐しょご【インドアーリア諸語】

〘名〙 インド‐ヨーロッパ語族の、東端に分布するインド‐イラン語派の中で、主に南アジアの北部から中部に分布する諸言語の総称。インド語派とも。ベーダ文献に用いられたベーダ語を最古層とし、大文法家パーニニによる文典に規範文法が規定された古典サンスクリット語までを古期インド‐アーリア諸語と分類する。前五世紀以降から始まる中期インド‐アーリア諸語の時代では、パーリ語・プラークリット諸語・アパブランシャ諸語と発達した。一一世紀以降は、現代インド‐アーリア諸語と区分され、現代南アジアの有力な諸言語にいたっている。中でもインドの公用語であるヒンディー語の話者人口は四億を越し、中国語、英語に次ぐ。

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