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ウィエルコポルスカ Wielkopolska

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウィエルコポルスカ
Wielkopolska

ポーランド中西部,ワルタ川中流域一帯の歴史的地方名。別称大ポーランド。ポラーニエ人の住んでいた地方で,9~10世紀のポーランド国家創立の中心地。初めラテン語でポロニア,13世紀半ばからはポロニアマヨールと呼ばれ,そのポーランド語にあたるウィエルコポルスカの名は 14世紀から用いられた。一時ポズナン公国とカリシュ公国に分裂。ポーランド国家統一ののちもウィエルコポルスカとしてある種の独自性を保ち,マウォポルスカ (小ポーランド,ポロニアミノール) との対抗意識をもっていた。ウィエルコポルスカは中級士族 (シュラフタ ) の所領であったが,1793年からはプロシア領,1807~15年にはワルシャワ公国の一部となり,1815年以後再びプロシア領 (大ポズナン公国) となり,1919年ポーランド領に戻った。 1939年ワルテラントとしてナチスの第三帝国に編入されたが,1945年に解放され,ポーランド領に戻った。

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