ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワルシャワ公国」の意味・わかりやすい解説
ワルシャワ公国
ワルシャワこうこく
Księstwo Warszawskie
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1807年ティルジットの和約によってナポレオン1世が創設した国。ポーランド第二次・第三次分割でプロイセン領になった地域をもとに成立。1809年には、第三次分割でオーストリア領となった地域を加えた。自由主義的な憲法が与えられ、ポーランド人の政府・行政組織がつくられ、一部有産市民にも代議員の選挙権が与えられた。また農奴制が廃止されたが、賦役制は存続した。祖国再興の第一歩としてポーランド人の期待を集めたが、ナポレオンの没落後ウィーン会議の決定によって、大部分が「ポーランド王国」(ロシア皇帝が国王を兼任)として、実質上ロシア帝国に編入された。しかし、公国時代の自治制度は、「ポーランド王国」に大部分継承された。
[安部一郎]
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