ウロクロム(英語表記)urochrome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウロクロム」の意味・わかりやすい解説

ウロクロム
urochrome

ウロビリンとともに,正常尿中に存在する主要な黄色色素成分。尿中には前駆物質であるウロクロモーゲンとともに存在し,普通尿中に1日 0.4~0.7g排出されるが,臨床的意義はほとんどない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

栄養・生化学辞典 「ウロクロム」の解説

ウロクロム

 尿の黄色成分で高分子化合物.構成成分としてアミノ酸が同定されているが構造は明らかではない.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android