オウシュウアカマツ(その他表記)Pinus sylvestris; scotch pine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オウシュウアカマツ」の意味・わかりやすい解説

オウシュウアカマツ
Pinus sylvestris; scotch pine

マツ科マツ属の常緑針葉高木。陽樹。ヨーロッパ全域からシベリア,アムール地方に分布。樹高 29~30m,径 0.6~1.5m。粗い土壌や砂地などでもよく育つ。材は軽くて軟らかく耐朽性があり,建築材としてすぐれている。日本に輸入されるえぞ松,とど松,紅松とともに北洋材大半を占めている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android