ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 オレフィンメタセシス反応オレフィンメタセシスはんのうolefin metathesis reaction 1つのオレフィン (→エチレン系炭化水素 ) が異なる2種のオレフィンに転化される反応で,オレフィンの不均化反応とも呼ばれる。オレフィンとアルカン (→メタン系炭化水素 ) から高オクタン価ガソリンをつくる反応を研究中に見出された。触媒としてはヘキサカルボニルモリブデン,ヘキサカルボニルタングステン,三酸化モリブデンとアルミナやシリカの不均一系触媒が使われる。炭素-炭素結合をつくる有機合成反応によく利用される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by