カステロブランコ県(読み)カステロブランコ(その他表記)Castelo Branco

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カステロブランコ県」の意味・わかりやすい解説

カステロブランコ〔県〕
カステロブランコ
Castelo Branco

ポルトガル中部,スペインと接する県。「白い城」の意。県都カステロブランコ。北西部はエストレラ山 (1991m) とグアルドゥニャ山 (1227m) が卓越し,両山塊にはさまれたゼゼレ谷では灌漑農業発達南部高原は土地がやせ,コルクガシとオリーブ栽培が行われる程度であるが,ポンスル川流域では,イダニャ計画によりカルモナダムから1万 4000haの農地が灌漑されている。県都のほか北部のコビルハの衣料産業が重要。面積 6675km2。人口 21万 4700 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android