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カピターノ・デル・ポポロ capitano del popolo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カピターノ・デル・ポポロ
capitano del popolo

中世イタリアのコムーネにおいて市民運動を代表した者の職名。 13世紀のコムーネでポポロという市民の自衛組織をつくったが,ポポロは,コムーネを代表するポデスタ職にならって,自分たちを代表する者を他都市から招いて1年任期でその任にあたらせた。この職についた者がカピターノ・デル・ポポロ (ポポロの首領) である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内のカピターノ・デル・ポポロの言及

【コムーネ】より

…一方,政治から排除されていた商人や手工業者が13世紀中に台頭し,自衛団体であるポポロを結成し,ポデスタを長とするコムーネに対抗した。やがてポポロは,ポデスタを模倣したカピターノ・デル・ポポロ(ポポロの長)を頂点とする〈コムーネのなかのコムーネ〉となった。ポポロの台頭によって,13世紀末からコムーネは〈旧来のコムーネ〉と〈ポポロ〉の複合体となった。…

【シニョリーア制】より

…シニョーレとして権力を掌握した者の出自はさまざまであった。都市の司政官(ポデスタ,カピターノ・デル・ポポロなどと呼ばれ,都市法に立脚した統治を委任されるもの。任期は半年から2年程度)が全権を掌握し,職務を終身のものとしてしまう場合,強力な軍事力をもつ領主層が軍事指揮官としてコムーネに招聘され,さらに政権を得る場合などがあった。…

※「カピターノ・デル・ポポロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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