化学辞典 第2版 の解説
カルバゾールアルカロイド
カルバゾールアルカロイド
carbazole alkaloid
カルバゾールを基本骨格とするアルカロイドの一群.インドにおいて,カレーの香料として用いるミカン科Murraya koenigiiに含まれるのがおもなもので,炭素13個を母核とするムラヤニン(murrayanine,融点168 ℃),さらにイソプレン単位の多い C18-のギリニンビン(girinimbine,融点175 ℃),C23-のマハニンビン(mahanimbine,融点94~95 ℃)などがある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報