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キリストの神秘体 キリストのしんぴたいcorpus Christi mysticum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キリストの神秘体
キリストのしんぴたい
corpus Christi mysticum

キリストの自然のからだ,および7秘跡の一つとしてのキリストの聖体に対していわれるもので,キリスト・イエスをかしらとし,信仰と洗礼によってこれに参与するすべての信者から成るとされる霊的共同体。教会と同一視されることもある。人はこの神秘体に有機的に連なり,キリストの生命にあずかり,その功徳を受けて救われるとされる。

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世界大百科事典内のキリストの神秘体の言及

【教会】より

…教会がキリストを頭とする一つの体であることは,パウロによって生き生きと体験され,力強く表現されており,教会の本質が信者とキリストとの一体性,およびキリストにおける信者たちの親密な交わりに存することを示す。〈キリストの神秘体〉はけっして単なる比喩ではなく,キリストを信ずるすべての人間において現実にキリスト自身が生きているのであり,その意味で彼らはキリストの真実の体――それは十字架につけられたナザレのイエスの肉身,復活して父なる神とともにあるキリストの体,聖体の秘跡において信者たちにわかち与えられるキリストの体と同一である――に参与していることを意味する。〈キリストの体〉というイメージは信仰にてらされて初めて認識される教会の本質を表現するもので,このような教会の理解に到達した者にとっては,キリスト教の基本信条において教会は〈一〉〈聖〉〈普遍的(カトリック)〉〈使徒伝来〉であると宣言されていることは,これら特徴がキリスト自身に由来するものであるかぎり即座に承認される。…

※「キリストの神秘体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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