クロネッカー積(読み)クロネッカーせき(その他表記)Kronecker product

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロネッカー積」の意味・わかりやすい解説

クロネッカー積
クロネッカーせき
Kronecker product

n 次の行列を A ,m 次の行列を B とする。これに対して,A のすべての要素と,B のすべての要素とを掛け合せて得られる行列を C とする。このとき,行列 C を A と B のクロネッカー積といい,C=A×B で表わす。たとえば n=m=2 の場合のクロネッカー積 C は
で表わされる。これをテンソル積ということもあるが,テンソル積という用語は,現在では別の意味に使われることが普通である。

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世界大百科事典(旧版)内のクロネッカー積の言及

【線形代数学】より

…これをφ,ψのテンソル積といい,φψで表す。行列のクロネッカー積と呼ばれるものがあるが,これは,二つの行列A,Bが与える線形写像fA,fBのテンソル積fAfBに対応する行列である。テンソル積に関しては,次の定理がもっとも基本的である。…

※「クロネッカー積」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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