コッセル効果(その他表記)Kossel effect

法則の辞典 「コッセル効果」の解説

コッセル効果【Kossel effect】

単結晶X線を入射したときに,固体中の原子励起によって特性X線が生じるが,このX線は固体中の格子の周期性のために一連の反射円錐上に反射される.この現象をコッセル効果という.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のコッセル効果の言及

【コッセル】より

…N.ボーアの量子論を発展させてX線スペクトルの放出機構を論じ,原子内電子配置による原子価理論を最初に提出し(1916),化学結合を説明した。このほか,30年代半ばにはコッセル効果として知られているX線の干渉効果を発見するなど,X線分光学への寄与が多い。【川合 葉子】。…

※「コッセル効果」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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