コーンスティープリカー

栄養・生化学辞典 「コーンスティープリカー」の解説

コーンスティープリカー

 トウモロコシからデンプンを作る工程で得られる可溶性成分を乾燥したもの.微生物培養に用いられるほか,飼料としても使われる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のコーンスティープリカーの言及

【デンプン(澱粉)】より

…この工程の特徴は,トウモロコシを亜硫酸水に浸漬した後に,すべての処理を液中で行い,デンプン,タンパク質,胚芽,外皮をそれぞれ純粋な形に分離してゆく点にある。ウェットミリングの主製品はコーンスターチ(トウモロコシデンプン)であるが,副産物としてコーンサラダオイル,醸造用・飼料用タンパク質のグルテンミール,飼料用のグルテンフィード,微生物の培養基に用いるコーンスティープリカーなどが得られる。現在日本で生産されているデンプンの70%以上が,アメリカ,南アフリカから輸入されたコーンスターチである。…

※「コーンスティープリカー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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