ゴム引布(読み)ゴムびきふ(その他表記)rubber clothing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴム引布」の意味・わかりやすい解説

ゴム引布
ゴムびきふ
rubber clothing

布にゴム糊を塗布するか,またはゴム被膜などを張合せ,巻いて加硫したもの。基布綿布のほか各種の合成繊維が使われ,多くは加硫後に裁断,縫製する。耐水性,気密性,耐薬品性が高く,雨衣用,医療用,漁業用,かばん用,幌地用,ボート用,潜水服用,コンテナ用など,用途別に基布,ゴムの含有量厚み色相などを変える。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android