デジタル大辞泉
「色相」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しき‐そう‥サウ【色相】
- 〘 名詞 〙
- ① 仏語。
- (イ) 物質的存在がそなえる生滅無常のすがたをいう。肉眼で見ることができる一切の外物。かたち。さま。
- [初出の実例]「泉飛んでは雨声聞の夢を洗ふ 葉落ちては風色相の秋を吹く〈高丘相如〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)
- 「わが尋奉るでうすは、全く色相にあらず」(出典:ぎやどぺかどる(1599)上)
- [その他の文献]〔放光般若経‐一八〕
- (ロ) 仏の色身の外見的な相貌をいう。
- [初出の実例]「西方色相聞為宝、南郡栄華見可憐」(出典:菅家文草(900頃)四・仁和四年、自春不雨。府之少北、有一蓮池)
- [その他の文献]〔八十華厳経‐一〕
- ② 色あい。色調。
- [初出の実例]「美しい深味のある色相」(出典:黯い潮(1950)〈井上靖〉三)
- ③ 色の三属性の一つ。有彩色で、色を他の色と区別するよりどころとなる色の特質。赤み、黄み、青みなど。いろあい。〔実用印刷技術(1957)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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色相 (しきそう)
hue
色の属性の一つ。例えば,この花は明るくあざやかな赤色をしているといって花の色を表現するが,最後の赤色というのが色相である。色相は基本的には赤,黄,緑,青の四つがあり,さらに赤と黄,黄と緑,緑と青,青と赤の混じったものがある。したがって色相とは物を見たときに私たちが感ずる赤とか黄とか,あるいはそれらの混じった黄赤などの視感覚ということができる。なお,日常会話で色といえば,色相を指している。
→色
執筆者:池田 光男
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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色相【しきそう】
色の三属性の一つ。物を見たときに感じる赤,黄,青といった視感覚に対応する属性と考えてよい。色相をもつ色を有彩色,もたない色(白,灰,黒)を無彩色という。色相は数量的には主波長(白色光と適当な割合で混合すれば与えられた色と同じ色感を起こすスペクトル単色光の波長)で表される。
→関連項目色|色立体|彩度
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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色相
しきそう
hue
光の波長に関連する色覚上の3属性の一つで,赤,橙,黄,緑,青,菫などの呼称 (色名) をもって相互に区別される。色調 (→トーン ) とほとんど同義に用いられるが,A.マンセル (→マンセルの表色系 ) や F.オストワルドの表色系においては,尺度化された一つの側面をさす。 (→飽和度 , 明度 )
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の色相の言及
【色】より
…これで色相を100に分け,それぞれに記号をつけたことになる。色相は英語ではヒューhueであるから,これらをH記号という。次は上下方向の明るさである。…
【色】より
…それぞれ色を表現するのに使われている色の性質なので,その説明と,それを利用して開発された色の表現法,つまり表色法を以下に紹介しよう。
【三属性】
色には三つの属性があるということで,その三つとは色相,あざやかさ,そして明るさである。色相は赤,黄,緑などで表現するいわゆる色のことである。…
※「色相」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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