サラスの法則(読み)サラスのほうそく(その他表記)Sarrus' law

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サラスの法則」の意味・わかりやすい解説

サラスの法則
サラスのほうそく
Sarrus' law

3次の行列式展開式を求める方法。その展開式は,図で + 印のついた線上の各要素の積に + を,- 印のついた線上の各要素の積に - をつけ,それらの代数和をつくることによって得られる。すなわち,
これは,3次のときだけの便法である。和算家も独自にこれを発見して,斜乗法と呼んでいた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む