サラスの法則(読み)サラスのほうそく(その他表記)Sarrus' law

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サラスの法則」の意味・わかりやすい解説

サラスの法則
サラスのほうそく
Sarrus' law

3次の行列式展開式を求める方法。その展開式は,図で + 印のついた線上の各要素の積に + を,- 印のついた線上の各要素の積に - をつけ,それらの代数和をつくることによって得られる。すなわち,
これは,3次のときだけの便法である。和算家も独自にこれを発見して,斜乗法と呼んでいた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む