シャドーマスク方式(読み)シャドーマスクほうしき

百科事典マイペディア 「シャドーマスク方式」の意味・わかりやすい解説

シャドーマスク方式【シャドーマスクほうしき】

カラーテレビジョン受像管の一方式。受像管内に設けられた電子ビーム遮蔽(しゃへい)板(シャドーマスク)を用いる。三色蛍光体を点状に塗布した蛍光面に対応し,鉄板全面に小円孔(径0.2〜0.3mm)をあけたもの。蛍光面から1cm程度離して取り付けられ,3色別の電子銃から放出された電子ビームはその孔を通過し所定の蛍光体に当たり,それぞれの色(赤・緑・青)を発光させる。比較的簡単で狂いが少なく,カラーテレビ受像方式として最も多く使用されている。
→関連項目クロマトロン方式ブラウン管

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む