シュウェート(その他表記)Schwedt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュウェート」の意味・わかりやすい解説

シュウェート
Schwedt

正式名称はシュウェートアンデアオーデル Schwedt an der Oder。ドイツ東部,ブランデンブルク州の都市。ベルリン北東約 90kmのオーデル河畔に位置する。 1479年にポンメルンからブランデンブルクに領有が移り,ホーエンツォレルン家の支配下に入った。第2次世界大戦では被害が甚大であったが,同家の城 (1719~23) は破壊を免れた。戦後ソ連からの石油供給線「友好パイプライン」の旧東ドイツの終点となり,工業都市建設が急速に進んだ。精油所は 1963年に操業開始,ロストクの石油専用港からのパイプラインもあり,石油コンビナート,肥料工場,製紙工場などの林立する工業地帯の中心となっている。 18世紀以来のたばこ製造も続いている。人口5万 633 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む