ジャーファル(その他表記)Ja`far, Maulānā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャーファル」の意味・わかりやすい解説

ジャーファル
Ja`far, Maulānā

15世紀頃在世のチムール朝時代の書家。「ナスターリーク体」を考案したミール・アリーの息子アブドゥッラーの弟子。初めタブリーズにいたが,バイソンゴルの宮廷美術院院長としてヘラートで活躍。王の名にちなんでジャーファル・バーイソンゴリーと称された。彼の指揮のもと『シャー・ナーメ』の写本 (1420,テヘラン,ゴレスタン宮図書館) や,サーディーの『グリスターン』の写本 (27,ダブリン,チェスター・ビーティー図書館) などが制作された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む