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スバータントリカ派 スバータントリカは Svātantrica

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スバータントリカ派
スバータントリカは
Svātantrica

インドのナーガールジュナの著わした『中論』に基づいて空観説を説く中観派から分れてできた仏教の学派。6世紀の初め頃,中観派に仏護と清弁という2人の学者が出て,『中論』の注釈書を著わしたが,清弁は,仏護の説を論破したので,仏護系のプラーサンギカ派と清弁系のスバータントリカ派とに分裂した。

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世界大百科事典内のスバータントリカ派の言及

【ブッダパーリタ】より

…清弁が中観派と並ぶ大乗仏教学派である唯識学派との対抗上,師説に反して自派の主張を確立する立場(スバタントラ)を主張したのに対し,仏護は師とともに竜樹のプラサンガ論法(相手の論理の矛盾をつき,過誤を認めさせる帰謬論証法)を守って,《中論注》を著した。これより中観派は二分し,彼の系統をプラーサンギカ(帰謬論証)派といい,清弁の系統をスバータントリカ(自立論証)派という。前者は,はじめ後者に押されぎみであったが,7世紀にチャンドラキールティ(月称)が出て盛り返し,チベットでも流行をみた。…

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