セービンの式(読み)セービンノシキ

デジタル大辞泉 「セービンの式」の意味・読み・例文・類語

セービン‐の‐しき【セービンの式】

室内や音楽ホールなどの残響時間を求める経験的な式。音場容積V立方メートル、表面積S平方メートル、壁の平均吸音率αの場合、残響時間Tはセービンの式、T=0.161V/Sαで表される。容積に比例し、吸音力に反比例する。19世紀末、米国の物理学者W=C=セービンにより導出された。セービンの残響式。サビネの式。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android