ソウ(サウ)・つめ(漢字)

普及版 字通 の解説


4画

[字音] ソウ(サウ)
[字訓] つめ

[説文解字]
[甲骨文]

[字形] 象形
手指((ゆう))の間に爪のあることを示す。〔説文〕三下に「手足の甲なり」とみえる。〔子、大略〕に「利を爭ふこと甲の如くなれば、而(すなは)ち其の掌(たなごころ)を喪(うしな)はん」というがある。字はまた蚤に作り、〔礼記、曲礼下〕「大夫・士、國を去るときは~蚤(さうせん)す」とあり、そのときは居喪の礼に従うのである。

[訓義]
1. つめ、つめきる。
2. 字はまた爪・蚤に作る。

[語系]
・爪・抓tzheu、suはみな声義近く、・爪は同字、・抓はその動詞としての字である。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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