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タンマンの耐食限界 タンマンのたいしょくげんかいTammann's corrosion-resisting limit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タンマンの耐食限界
タンマンのたいしょくげんかい
Tammann's corrosion-resisting limit

金のような貴金属の固溶体合金は,ある組成以上で純貴金属と同じ貴電位と不銹性を示すことがあり,その限界組成をドイツの G.タンマンの論文 (1919) によってタンマンの耐食限界という。これは浸食液中で結晶格子表層に存在する卑金属溶質原子が優先的に溶出してしまい,あとは貴金属原子でおおわれるからで,したがってその限界値は格子構造に関係する。金-銅合金は面心立方晶で,その場合両成分の原子濃度は 4/8:4/8 ,すなわち重量組成で金約 75%である。 18Kの金合金が純金 (24K) と同じ耐食性をもつのはこの理による。

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