ティアラ

デジタル大辞泉 「ティアラ」の意味・読み・例文・類語

ティアラ(tiara)

正装するときに用いる宝石・花などをちりばめた婦人用の頭飾りのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ティアラ」の意味・読み・例文・類語

ティアラ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] tiara ) 宝石などをちりばめた、女性用の冠形頭飾り。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「ティアラ」の解説

ティアラ

資生堂フィティット株式会社が販売する整髪料ブランド名

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のティアラの言及

【被り物】より

… 古代エジプトでは,男女とも頭を剃っていた関係で,鬘(かつら)を兼ねた大きな横縞の頭巾が用いられた。高位の者は,この上に身分をあらわす金銀宝石細工の禿鷹や蛇の飾りのついた丈の高い冠ティアラtiaraをつけた。メソポタミアでは,ティアラと,末端に房飾のついた薄手の布製リボン,ミトラmitraが用いられた。…

【冠】より

…ヘレニズム時代になると貴石を象嵌(ぞうがん)したものが現れ,ビザンティンにおいてこれに立飾がつき,宝石を散りばめるようになって冠として完成した。黒海北岸のスキタイ王墓からティアラtiaraと呼ばれる冠状金製品が出土している。スキタイと同系のアケメネス朝ペルシアの諸王も冠を愛用したらしく,ビストゥンの石彫に表現されたダレイオス1世は帯に凸字形の立飾をめぐらせた冠をかぶる。…

【帽子】より

…下層民はフェルトや皮製のぴったりした半球型の帽子を用いた。西アジア,とくにペルシアの王侯貴族は,ししゅうに金,真珠,宝石などをちりばめたマイターmiter(幅広い飾りバンド)やティアラtiara(クラウンの高い冠),また一般にはフェルトやウール製のフリュギア型ボンネット,トークtoque帽がヘルメットとともに登場した。ベールはメソポタミアで始まり,後に女性の従順,貞淑のシンボルとなった。…

※「ティアラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」