整髪料(読み)せいはつりょう

日本大百科全書(ニッポニカ)「整髪料」の解説

整髪料
せいはつりょう

髪形を整えるために使用する、頭髪用化粧料の一種。大別すると、液状(リキッド)、粘状(ソリッド)、乳液状(クリーム)、霧状(エアゾール)、固形状(チック)などがある。リキッドは長髪向きで、無油性のためべとつかず、光沢もあって洗髪の際の汚れの落ちもよい。ソリッドはポマードに代表され、粘状の油脂と木ろうがおもな原料。化粧品のなかでも歴史の古いもので、鉱物性と植物性のものがある。硬い髪やくせ毛向き。もっと硬い髪向きなのがチックで、木ろうの配合を多くして固形化したもの。乳液状のものはヘアクリームに代表され、油分と水分を乳状にしたもので、流動パラフィン、みつろう、ワセリンなどが原料。霧状のスプレー式はラノリンなどアルコール水溶液と、エレホンガスの混合物で、エアゾール整髪料とよばれる。つや出しと髪形を保持するために使用する。

[坪内靖忠]

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百科事典マイペディア「整髪料」の解説

整髪料【せいはつりょう】

頭髪用の化粧品。養毛料としてはアルコールに各種の添加剤を配合したヘアトニックベーラムがあり,養毛,整髪を兼ねたものにはヘアオイルや乳化性のヘアクリームがある。整髪用にはゼリー状のポマードや固形のチックがあるが,近年,油をアルコールと水に溶かしたアルコール性整髪料や,流動パラフィン,界面活性剤などを用いた透明な水溶性のゲル状整髪料が普及している。ほかにセット用のセットローションや髪形を保護するヘアスプレーがある。

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精選版 日本国語大辞典「整髪料」の解説

せいはつ‐りょう ‥レウ【整髪料】

〘名〙 髪を整えるのに用いる化粧料。ヘアリキッド、ポマード、チックなど。

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