ディオニュシオス・ホ・アレオパギテス(その他表記)Dionysios ho Areopagitēs

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ディオニュシオス・ホ・アレオパギテス
Dionysios ho Areopagitēs

使徒行伝』 17章 34で言及されている1世紀頃のアテネ人。ディオニシウス・アレオパギタともいう。ホ・アレオパギテスとは古代ギリシアのアレオパゴス最高法廷の裁判官の意。パウロ説教によってキリスト教に入信した。いわゆるディオニュシオス偽書がその著とされたのは 533年コンスタンチノープルにおけるキリスト単性論者の主張が初めてである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む