デジニョフ(その他表記)Dezhnëv, Semën Ivanovich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デジニョフ」の意味・わかりやすい解説

デジニョフ
Dezhnëv, Semën Ivanovich

[生]1605. ベリキーウスチュグ
[没]1672/1673. モスクワ
ロシアの探検家ベーリング海峡を V.J.ベーリングに次いで航行したことで知られる。 1638~70年まではシベリアのコサック騎兵としてシベリア北方を旅行。 48年コリマ川から東へ航行し,アジアの北東端 (現デジニョフ岬) を回ってアナジーリに達し,アジア,アメリカ両大陸の分離を証明した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「デジニョフ」の意味・わかりやすい解説

デジニョフ[岬]【デジニョフ】

ロシア,シベリア北東端の岬。日本ではしばしばデジネフ岬とも。アジア大陸の北東端でもある。北緯66°05′,西経169°40′。1648年S.I.デジニョフ〔1605ころ-1672か1673〕とポポフ回航チュコート半島に属し,ベーリング海峡に臨む。
→関連項目ベーリング海峡

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む