トックリラン(徳利蘭)(読み)トックリラン(英語表記)Beaucarnea recurvata(Nolina recurvata)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トックリラン(徳利蘭)」の意味・わかりやすい解説

トックリラン(徳利蘭)
トックリラン
Beaucarnea recurvata(Nolina recurvata)

リュウゼツラン科の小高木。メキシコ原産で高さ2~3mになる。幹の下部が徳利状にふくれるのが特徴。幹の頂部から,幅 1.8cm前後で長さ 80~100cmの線状葉を密に出し,先端は垂れ下がる。最低耐寒温度は3℃程度。暖地では露地植えができるが,一般に鉢植えで栽培する。小さな株は,毎年一回り大きな鉢に植替えれば,それに合せて大きく生育する。水はけのよい用土を使い,よく日に当てて育てる。春から夏の生育期には十分水を与え,冬は控え目にする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android