トミー ラソーダ(英語表記)Tommy Lasorda

現代外国人名録2016 「トミー ラソーダ」の解説

トミー ラソーダ
Tommy Lasorda

職業・肩書
大リーグ監督 元野球シドニー五輪米国代表監督

国籍
米国

生年月日
1927年9月22日

出生地
ペンシルベニア州ノリスタウン

本名
ラソーダ,トーマス・チャールズ〈Lasorda,Thomas Charles〉

別名
別名=ラソーダ,トム〈Lasorda,Tom〉

勲章褒章
旭日小綬章(日本)〔2008年〕

経歴
1945年プロ入り。’54年ドジャースでメジャーに昇格するも3年間で26試合登板、0勝4敗の左腕投手で終わった。’60年引退。’61年ドジャースのスカウト、’65年から8年間のマイナーリーグ監督、4年のドジャース投手コーチを経て、’76年シーズン終盤に同監督に就任。’77年、’78年とナリーグ制覇。’95年元近鉄の野茂英雄投手を獲得。’96年6月心臓障害の手術を受け、同年7月勇退。ドジャース一筋の名物監督として知られ、21年間に8度の地区優勝、4度のリーグ優勝、そのうち2度のワールドチャンピオン(’81年,’88年)に輝いた。監督通算1599勝1439敗、勝率.526。ドジャースへの忠誠心から言った「俺の体にはドジャー・ブルーの血が流れている」という言葉は有名。’97年野球殿堂入り。’98年6月ドジャースのゼネラルマネージャー代行となり、のち副社長。2000年シドニー五輪の米国代表監督としてチーム金メダルに導き、米国オリンピック委員会(USOC)より最優秀監督に選出される。1965年の初来日以来、親日家として知られる。2001年3月近鉄球団アドバイザーに就任するなど日本球界と深いつながりを持ち、2008年旭日小綬章を受章した。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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