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トム トムThom, René Frédéric

7件 の用語解説(トムの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トム
トム
Thom, René Frédéric

[生]1923.9.2. モンベリヤール
[没]2002.10.25. ビュルシュルイベット
フランスの数学者。トポロジー位相数学)の研究で微分可能多様体の分類にコボルディズムの概念を導入した功績で 1958年にフィールズ賞を受賞したが,むしろカタストロフィー理論の開発者として知られる。

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デジタル大辞泉の解説

トム(René Thom)

[1923~2002]フランスの数学者。カタストロフィ理論の創始者として知られる。位相幾何学の業績でフィールズ賞受賞。著「構造安定性と形態形成」など。

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百科事典マイペディアの解説

トム

フランスの数学者。エコールノルマル・シュペリウール卒業。ストラスブール大学教授を経て,ビュル・シュル・イベットの高級科学研究所(IHES)教授。1958年フィールズ賞

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デジタル大辞泉プラスの解説

トム

栃木県にあるレジャーランド、東武ワールドスクウェアのキャラクター。ペアとなるキャラクターは「マイム」。

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世界大百科事典 第2版の解説

トム【René Thom】

1923‐2002
フランスの数学者。エコール・ノルマル・シュペリウール卒業。ストラスブール大学教授を経て,ビュル・シュル・イベットの高級科学研究所(IHES)教授。1958年フィールズ賞受賞。76年アカデミー・デ・シアンス会員となる。微分多様体を中心としたトポロジー分野で多くの独創的仕事を残すが,1966年以来,微分写像の安定性理論を基礎として,広く定性的な安定性理論を展開し,カタストロフィー論と名付けた。その独自の認識論とともに,広い分野の関心を引いている。

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大辞林 第三版の解説

トム【René Thom】

1923~2002) フランスの数学者。微分多様体を中心とするトポロジーの分野で活躍。特に微分写像の安定性に関する考察に基づいて広く定性的な安定性を論じたカタストロフィーの理論は、自然科学における定性的研究や社会科学への応用をめぐって大きな反響を呼んだ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トム
とむ
Ren Thom
(1923―2002)

フランスの数学者。モンベリアールの生まれ。1946年パリの高等師範学校(エコール・ノルマル・シュペリュール)を卒業(この間、一時ドイツ軍に捕らえられたとも伝えられる)、さらにストラスブール大学で幾何学、とくにトポロジーを教授エーレスマンCharles Ehresmann(1905―1979)について研究した。1951年パリ大学より「球面上のファイバー空間とスティンロート積」の論文によって学位を得た。この結果を用いて、1954年にコボルディズム理論を確立し、その業績によって、1958年フィールズ賞を受賞した。1960年代からトポロジーとくに写像の特異点の理論、およびその数学以外の対象(とくに生物)への応用を目ざしてカタストロフィー理論を構築し、1972年に大著『構造安定性と形態形成』を刊行、学界を驚かせた。この著は、従来の数学的な著作とはいいがたいが、彼の自然哲学が、彼の数学を基礎として縦横に展開されている。ストラスブール大学教授を経て、パリの高等科学研究所教授を務めた。[野口 廣]
『弥永昌吉、宇敷重広訳『構造安定性と形態理論』(1980・岩波書店)』

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世界大百科事典内のトムの言及

【カタストロフィー】より

…カタストロフィー理論はカタストロフ理論ともいい,不連続現象を扱う数学的な理論である。1960年代にフランスのトムRené Thomは,微分位相幾何学の一分野である特異点の理論を深く研究し,この理論が数学以外の科学の分野,とくに生物の形態形成に応用できるのではないかとのアイデアを得た。トムはイギリスの生物学者ウォディントンC.H.Waddingtonらと協力してこの理論を発展させ,《構造安定性と形態形成stabilité structurelle et morphogénèse》(1972)を著して,カタストロフィー理論を発表した。…

【形態形成】より

…それは,生体の各部位の細胞はその位置を示す座標をもっており,再生や修復は座標の連続性と挿入細胞数の最少性の原理に従って実行されるとするものである。また,トムR.Thomは生物を一つの連続力学系とみなして,これにカタストロフィー理論を適用して形態形成の壮大な定性論を展開している。ただし,形態形成は各生物種にきわめて固有で,したがって多様な過程であるので,これらの理論のごとく,いくつかの原理で形態形成を説明することの意義について意見が分かれている。…

【カタストロフィー】より

…カタストロフィー理論はカタストロフ理論ともいい,不連続現象を扱う数学的な理論である。1960年代にフランスのトムRené Thomは,微分位相幾何学の一分野である特異点の理論を深く研究し,この理論が数学以外の科学の分野,とくに生物の形態形成に応用できるのではないかとのアイデアを得た。トムはイギリスの生物学者ウォディントンC.H.Waddingtonらと協力してこの理論を発展させ,《構造安定性と形態形成stabilité structurelle et morphogénèse》(1972)を著して,カタストロフィー理論を発表した。…

【形態形成】より

…それは,生体の各部位の細胞はその位置を示す座標をもっており,再生や修復は座標の連続性と挿入細胞数の最少性の原理に従って実行されるとするものである。また,トムR.Thomは生物を一つの連続力学系とみなして,これにカタストロフィー理論を適用して形態形成の壮大な定性論を展開している。ただし,形態形成は各生物種にきわめて固有で,したがって多様な過程であるので,これらの理論のごとく,いくつかの原理で形態形成を説明することの意義について意見が分かれている。…

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