トランスアバンギャルディア(英語表記)transavanguardia(伊)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トランスアバンギャルディア
transavanguardia(伊)

イタリアにおけるニュー・ペインティングの呼称。しかし命名者の A. B.オリーヴァは,各国のニュー・ペインティング運動の総称として用いている。「前衛を越えて」という意味の中には,進歩的近代芸術観への問い直しが含まれている。 1982年に開催された「アバンギャルディア・トランスアバンギャルディア 68-77」展のタイトルにも使用された。代表的な画家に,いわゆる「3C」と呼ばれる F.クレメンテ,S.キア,E.クッキ,それに M.パラディーノなどがいる。

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大辞林 第三版の解説

トランスアバンギャルディア【transavanguàrdia】

一直線的な前衛主義に対して、前衛の多様な立場を認め、過去からの引用など歴史を横断するような造形を強調する立場。イタリアの批評家ボニート=オリーバが唱えたもので、1980年代のニューペインティングの隆盛に大きな影響を与えた。トランスアバングワルディア。

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