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ナームデーオ Nāmdeo

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世界大百科事典 第2版の解説

ナームデーオ【Nāmdeo】

1270‐1350
インド西部,マハーラーシュトラの聖賢詩人(サント)の一人。シンピーshimpī(裁縫師)・カースト出身でバーガバタ派信仰を大衆の間に広める役割を果たし,中世マハーラーシュトラにおける宗教改革運動の先端を切った。旋律をつけて神の名をとなえ,アバングというマラーティー語による神への賛歌を唱する〈サンキールタンsankīrtan〉という方法により地方神ビトーバーViṭhobāへのバクティ(信愛)を説く。同時代のジュニャーネーシュワルとともに,マハーラーシュトラのバクティ運動の代表たるワールカリー派Vārkarīの基礎を築いた。

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世界大百科事典内のナームデーオの言及

【ヒンドゥー教】より

…これらのものはすべて雅語であるサンスクリット(梵語)で書かれた文献であるが,それ以外の言葉で書かれた聖典も数多く存在している。たとえばヒンディー語で書かれたカビール(1440‐1518)の宗教詩やトゥルシーダース(1532‐1623)の《ラーム・チャリット・マーナス》,マラーティー語で書かれたナームデーオ(15世紀前半)やトゥカーラーム(1608‐49)の宗教詩,南インドのタミル語で書かれた《ティルムライ》,俗に〈タミル・ベーダ〉といって貴ばれる賛歌集など,枚挙にいとまがない。
[神格]
 ヒンドゥー教が本来多神教であり,複雑な複合体であることを反映して,神格も多種多様である。…

※「ナームデーオ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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