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ハムセ族 ハムセぞく Khamse

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世界大百科事典 第2版の解説

ハムセぞく【ハムセ族 Khamse】

イラン南西部のファールス州に遊牧する五つの部族の連合体の総称。ハムセという名前はアラビア語で〈5〉を意味する数詞に由来するが,この連合体を構成する部族はトルコ系のバハールルー,エイナールルー,ナファル,イラン系のバーセリー,そしてアラブである。この5部族は民族系統も社会組織異にするが,1861年,シーラーズ近郊で力をもつカシュガーイー族の強大化を恐れたカージャール朝の州政庁と有力商人カバーム家が,その主導のもとに5部族を結集し,対抗勢力としてこの連合体をつくった。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のハムセ族の言及

【バーセリー族】より

…言語はイラン系。サファビー朝以来,近隣のアラブの支配下にあったが,1861∥62年,自立してファールス州東部に遊牧する他の4部族と同盟してハムセKhamseという部族連合を結成した。人類学者F.バースによってすぐれた調査報告《南部ペルシアの遊牧民》(1961)が残されているが,これによると部族のテント数は3000であった。…

【バーセリー族】より

…イラン南西部ファールス州に遊牧する部族。言語はイラン系。サファビー朝以来,近隣のアラブの支配下にあったが,1861∥62年,自立してファールス州東部に遊牧する他の4部族と同盟してハムセKhamseという部族連合を結成した。人類学者F.バースによってすぐれた調査報告《南部ペルシアの遊牧民》(1961)が残されているが,これによると部族のテント数は3000であった。冬営地はシーラーズの東と南東部,夏営地は北東部である。…

※「ハムセ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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