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ハンガリー音楽 ハンガリーおんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハンガリー音楽
ハンガリーおんがく

ウラル=アルタイ系の遊牧民の伝統とヨーロッパ的なもの,さらに 16世紀に侵入したトルコの影響を受けて,ハンガリー独自の音楽が発達した。一般にロマ音楽ハンガリー音楽として知られているものは,上流市民層の音楽愛好家たちが彼らのサロンロム (ジプシー) に演奏させるためにつくったもので,チャルダッシュはその典型である。 20世紀になってバルトークと Z.コダーイによる民謡の研究の結果,これらは純粋な民族音楽とはいえず,それまでほとんど知られていなかった民族固有の農民の民謡があることがわかった。バルトークとコダーイに代表される 20世紀のハンガリー芸術音楽家の多くはコダーイを別にすれば,ハンガリーのナチス化のため,また第2次世界大戦後の社会主義化のため国外で活躍することが多かった。 (→ロマ音楽 )

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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