ハーフ・トラック(読み)ハーフトラック

百科事典マイペディア 「ハーフ・トラック」の意味・わかりやすい解説

ハーフ・トラック

前輪は普通車輪,後輪はキャタピラ動軸とした軍用自動車。装軌車両のけん引力と路外性を生かし,速度の低い欠点を改善したもの。第2次大戦中に開発され,火砲のけん引用または軽装甲車として使用
→関連項目トラック

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世界大百科事典(旧版)内のハーフ・トラックの言及

【装甲車】より

…しかし装甲車が本格的に使用されるようになったのは第2次大戦からである。第2次大戦中,ドイツ軍およびアメリカ軍が兵員輸送その他の目的で大量の半装軌式装甲車,いわゆるハーフ・トラックを使用したことはよく知られている。第2次大戦後は,核戦争下において,戦車および装甲車が核爆発によって生じる熱線,爆風,放射線から兵士たちを防護できるという有効さがあらためて認識され,戦車の開発,生産と並行して各種装甲車の開発,生産が進められ現在にいたっている。…

※「ハーフ・トラック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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