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バルーチ族 バルーチぞくBalūch

世界大百科事典 第2版の解説

バルーチぞく【バルーチ族 Balūch】

イラン系の言語を母語とする遊牧部族。現在,パキスタン南西部,イラン南東部,アフガニスタン北西部,トルクメニスタンに分かれて居住する。全人口は200万人以上(1970年代の推定)いるが,その60%はパキスタンに住む。俗にバルーチスターンといわれる現在の居住地は,この部族の原郷でなく,もともとはイランのケルマーン地方にいたとされる。セルジューク朝がこの地方に侵入したのに伴い,東進を開始し,マクラーンを経て,シンドパンジャーブに進出した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のバルーチ族の言及

【パキスタン】より


【住民,言語】
 パキスタンは多民族国家であり,民族と言語集団はほぼ対応している。主要な民族・言語集団の総人口に占める比重は,パンジャービー66%,シンディー13%,パシュトゥーン(パシュト語)9%,バルーチ族%となっている。ほかにウルドゥー語を母語とするものが8%を占めるが,彼らは1947年の分離独立以降移住してきたムハージルMuhajirと呼ばれる北インド出身者が主体である。…

※「バルーチ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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