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パオトウ(包頭)特別市 パオトウBaotou

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パオトウ(包頭)〔特別市〕
パオトウ
Baotou

中国北部,内モンゴル (蒙古) 自治区中部の工業都市。ホータオ (河套) 平原の中部にあり,北にインシャン (陰山) 山脈を控え,南はホワン (黄) 河にのぞむ。市区とコーヤン (固陽) 県,トゥムド (土黙特) 右旗から成る。市部はホワン河の北岸にあり,チンパオ (京包) 鉄道とパオラン (包蘭) 鉄道の接続点で,ホータオ平原におけるホワン河水運の中心地でもあり,農畜産物や薬材の重要な集散地である。北方のバヤンオボー (白雲鄂博) から鉄鉱石,北東郊のバドギルから石炭の供給を受け,パオトウ鉄鋼コンビナートが立地する。ほかにアルミニウム製錬,セメント,製糖,紡織などの工業があり,1976年には年産 3000台のトラクタ工場も完成。近郊には,漢代の城址,趙の長城址があり,匈奴文化系統の金銀製の装飾品や,漢代の鋳貨,銅器,漆器なども発見されている。ペキン (北京) との間に空路がある。人口 177万 9314,うち市区人口 124万 8416 (1990) 。

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