空路(読み)クウロ

精選版 日本国語大辞典 「空路」の意味・読み・例文・類語

そら‐じ‥ぢ【空路】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「そら」は、心もとないの意か ) よるべなく心もとない旅路の意か。一説に、旅の途中の意、空へ行く道の意とも。
    1. [初出の実例]「夢(いめ)のごと 道の蘇良治(ソラヂ)に 別れする君」(出典万葉集(8C後)一五・三六九四)
  3. そら。天空。
    1. [初出の実例]「すっかり色の変った空路に、昼まから浮むでゐた白い月」(出典:測量船(1930)〈三好達治〉鹿)

くう‐ろ【空路】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 航空機の飛行経路。航空路
    1. [初出の実例]「何度も、この空路を商売上往復している彼にとっては」(出典:影の地帯(1959‐60)〈松本清張〉一)
  3. 交通機関として航空機を用いること。
    1. [初出の実例]「そして席の温まる隙もなく空路で合衆国へと旅立った」(出典:時のうごき(1947)〈中野重治編〉国民の出生)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む