ファイブ・ア・デイ(読み)ふぁいぶあでい(英語表記)Five A Day

知恵蔵 「ファイブ・ア・デイ」の解説

ファイブ・ア・デイ

米国の国立がん研究所と民間の農作物健康増進基金が共同で策定した「生活習慣病を予防するために、1日5サービング以上の野菜や果物を摂取しよう」という運動。1991年に始まり、近年では欧州南米、アジア諸国へも波及。1サービングとは生野菜類で1カツプ(=250ml)、調理済み野菜や豆類で1/2カツプ、中型の果物(リンゴ等)で1個など。サービング数は1日のカロリー必要量で異なる。2800kcal、2200kcal、1600kcalの人は、それぞれ5、4、3サービング。日本では、成人1日1人当たり350g以上の野菜摂取を推奨している。

(的場輝佳 関西福祉科学大学教授 / 2007年)

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