ブラント‐ヴァイサラ振動(その他表記)Brunt-Vaisälä frequency

法則の辞典 の解説

ブラント‐ヴァイサラ振動【Brunt-Vaisälä frequency】

安定な密度成層流体において生じる鉛直振動振動数をいう.非圧縮性流体の場合,基準の密度を ρ0,密度勾配を dρB/dz,重力加速度を &scriptg; としたとき,ブラント‐ヴァイサラ振動数 N

で与えられる.圧縮性流体の場合には,基準温度を T0,温度減率を Γ,乾燥断熱減率を Γd としたとき

となる.大気は安定な密度成層流体と見なせるが,この振動の周期は約10分である.ヴァイサラはVaisalaと綴ることも多いが,本来は見出し語の通りウムラウトがついている.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む