振動数(読み)しんどうすう(英語表記)frequency

翻訳|frequency

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

振動数
しんどうすう
frequency

周期現象に関して同じ状態が毎秒あたり繰返される回数。波や電気振動などの場合には周波数ということが多い。周期 T のとき,振動数 ν は ν=1/T となる。SI単位はヘルツであるが,サイクルまたはサイクル毎秒ともいう。また角振動数 ω=2πν を単に振動数と呼ぶこともある。

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百科事典マイペディアの解説

振動数【しんどうすう】

時間的な周期現象で,単位時間内に同じ状態が繰り返される回数。周波数ともいい,周期逆数に等しい。一般の振動はいくつかの単振動に分解でき,それぞれについて振動数が考えられる。そのうち最も小さい振動数を基本振動数という。→振動計
→関連項目倍音

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世界大百科事典 第2版の解説

しんどうすう【振動数 frequency】

振動や波動現象で,単位時間内に同じ状態の繰り返される回数。周波数ともいう。振動数は周期の逆数で,単位としてはHzが用いられる。1秒間にn回の繰返しがあるとき,振動数はn(Hz)であるという。振動数が大きい場合にはkHz(1kHz=1000Hz)やMHz(1MHz=1×106Hz)などの単位も用いられる。振動数に2πを乗じたものを角振動数angular frequencyという。なお,光子のエネルギーはプランク定数をh,光の振動数をνとして,Ehνで与えられる。

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大辞林 第三版の解説

しんどうすう【振動数】

単位時間内に繰り返される振動の回数。波や電気振動の場合は周波数ともいう。単位はヘルツ(記号 Hz)。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しんどう‐すう【振動数】

〘名〙 振動している物体が単位時間に繰り返す振動の回数。一秒間の振動数に、ヘルツという単位名を用いる。周波数。
※物理学と感覚(1917)〈寺田寅彦〉「又振動数の少し位異ったの高低の区別は到底分らぬものである」

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世界大百科事典内の振動数の言及

【振動】より

Tを単振動の周期という。またν=1/T=ω/(2π)は1秒間に振動が何回繰り返されるかを示す量で,振動数と呼ばれる。Aはつり合いの位置からの変位ξの最大値を示すもので,振幅と呼ばれる。…

※「振動数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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