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プランタウアー Jakob Prandtauer

世界大百科事典 第2版の解説

プランタウアー【Jakob Prandtauer】

1660‐1726
バロック様式のメルク修道院で知られる,オーストリアの建築家。伝統的な棟梁の性格を残した土地に根ざした建築家で,地元社会に対して献身的だったとされる。工事の監督もみずから行い,メルク修道院では敷地条件の配慮や風景との一体化などに個性的な解決を示し,この地方固有の芸術文化を築いた。ほかにリンツ近郊のザンクト・フローリアン修道院などを残す。【杉本 俊多】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のプランタウアーの言及

【ドイツ美術】より

… フィッシャー・フォン・エルラハはバロック期が生んだ最初の地元出身の建築家の一人で,ボロミーニやグアリーニらのイタリア人の影響を受けながら,ウィーンのザンクト・カール・ボロメウス教会(1716起工)に古代の要素を取り入れた勇壮な形態を創造した。ドナウの河岸にそびえるメルク修道院(1702‐36)はプランタウアーの設計になり,教会堂を中心に修道院の建築群を集めるこの時期の壮大な建築プランの典型をなす。城塞のような外観とは逆に,教会の内部は凹凸の多い曲面によって構成され,軽快な装飾で充満される。…

※「プランタウアー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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