コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

風景 フウケイ

デジタル大辞泉の解説

ふう‐けい【風景】

目に映る広い範囲のながめ。景色。風光。「山岳風景
ある場面の情景・ありさま。「ほほえましい親子の風景」「新春風景

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

ふうけい【風景 fēng jǐng】

景は〈ひかり〉の意。風光というのと同じ観念に出る語。風と光とで眼前に広がる自然をとらえるのは,風景の語の最も早い用例の一つが中国の3~4世紀ころの《世説新語》に見え,風光の語も六朝・隋・唐から使用が盛んになるように,六朝期における自然観照の態度の確立と関連している。それ以前の自然が比喩的な意味をもって人間にひきつけて見られていた(《詩経》の興(きよう)の技法がその典型例)のに対し,自然を独立した対象物として眺めることが可能となったとき,風景の観念とその語とが成立したのである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ふうけい【風景】

〔「景」はひかりの意〕
目の前にひろがるながめ。景色。 「田園-」 「窓からの-がすばらしい」
その場のようす。情景。 「練習-」 「ほほえましい-」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の風景の言及

【風景画】より

…風景を主なる表現対象とした絵画をいう。絵画もしくは浮彫等の背景に風景を表現することは早くにエジプト,クレタ,アッシリアなどの美術に見られるが,風景のための風景画の独立は西洋ではルネサンス期に初めて成立するに対し,中国ではすでに六朝時代に山水画が描かれ,隋唐より日本へも伝来(例,正倉院御物の琵琶の桿撥(かんぱち)画)し,やまと絵へと摂取されていく。…

【風景写真】より

…一般に山や丘,野原や水辺,田園の風景など,四季を通して移り変わるさまざまな自然の景物を主題とした写真をいう。添景としての人物などを取り合わせる場合もあるが,これが主要な対象となるときは,普通,風景写真とはいわない。…

※「風景」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

風景の関連キーワードウィルソン(Richard Wilson)デュプレ(Jules Dupré)ペイサージュ・エロイックファン・コニンクスローイングリッシュガーデンタウンウオッチングアルトドルファーセニックプリント風景地保護協定ランドスケープトロワイヨンコンスタブルトロアイヨンロイスダールディートリヒシーシキンマリエスキカナレット点景・添景ありさま

今日のキーワード

OAR

2018年の平昌五輪に国家資格ではなく個人資格で参加したロシア国籍の選手のこと。「Olympic Athlete from Russia(ロシアからの五輪選手)」の略。14年ソチ五輪での組織的なドーピ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

風景の関連情報