ヘテロクロマチン

栄養・生化学辞典 「ヘテロクロマチン」の解説

ヘテロクロマチン

 細胞周期間期にみられる異常に凝縮したクロマチン細胞分裂が終わったあとも一部残存することがあり,これを構成ヘテロクロマチンという.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のヘテロクロマチンの言及

【染色体】より

…この染色体ではDNAの複製は,各開始点から左右両方向へ進行する。複製の開始時期は開始点によって多少のずれがあり,ふつう,真正クロマチン部分ではS期の前半に,ヘテロクロマチン部分ではその後半に複製が行われる。 S期から体細胞分裂中期にかけての染色体は,DNA複製は完了しているが染色体分離はまだなので,二重構造になっている。…

※「ヘテロクロマチン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android